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Aterm WG1800HP3を中継器として設定する方法

新しい無線ルーターを購入したので、以前使っていた「Aterm WG1800HP3」を中継器(Wi-Fiの電波を広げる装置)として活用することにしました。

基本的な設定方法は他のAterm WGシリーズと共通しています。マニュアルが分かりにくかったので、自分用のメモとして残しておきます。

1. まずは初期化する

  1. 本体裏の「RESET」ボタンを押しながら電源を入れる(コンセントに差し込む)
  2. Powerランプが赤く点滅するまで(約40秒)長押し
  3. 電源を抜く(初期化完了)

2. 本体に接続する(クイックWeb設定に入る)

  1. 本体の「MODEスイッチ」を「CNV(コンバーターモード)」に切り替える
  2. 本体の「らくらくスタート」ボタンを押しながら電源を入れる
  3. 「CONVERTER」ランプが緑点灯したらボタンを離す(本体がDHCPサーバとして起動)
  4. パソコンのWiFiをOFFにしてAterm本体と有線LAN接続
  5. Webブラウザアドレスで「http://192.168.1.245/」にアクセス
  6. ユーザID:admin
  7. パスワード:本体裏に書いてある「WebPW」を入力し「ログイン」

3. クイックWeb設定画面の使い方

  • 設定画面下部にある「詳細な項目を表示」をクリックし詳細設定を表示させる
  • 再起動後も管理画面にアクセスできるようIPアドレスを設定する

4. 親機との接続設定(詳細設定)

  1. DHCPクライアント機能:OFFにする
  2. IPアドレスとネットマスクを自宅のネットワークに合うものに設定する
    • 初期値:192.168.1.245/24
    • 自宅のネットワークアドレスが192.168.10.xxxで、同一ネットワークにダブりが無いならば変更の必要はない
  3. ゲートウェイアドレスとDNSサーバアドレスも必要に応じ設定
  4. 「設定」をクリックすると再起動を求められるが、ここでは再起動しない

5. 親機とのWi-Fi接続設定

  1. 「アクセスポイント検索」をクリックし、親機のSSIDを選択
  2. 暗号化モードを選択し、暗号化キーを入力
  3. 「設定」を押すとすぐに再起動する
  4. 再起動中に、パソコンのWi-FiをONにしIPアドレスを自動取得しておく
  5. 正しく設定できていれば本体のアドレス(初期値: http://192.168.1.245/)と入力すると管理画面にアクセスできる

6. 管理画面にアクセスできないときの対処法

  1. ブラウザのキャッシュが影響していることがあるので、一度閉じて再起動
  2. パソコンのARPキャッシュ(IPアドレスとMACアドレスの対応表)をクリア
    • 管理者コマンドプロンプトで arp -d 実行
  3. パソコンのWiFiをOFFにし、再び本体をDHCPサーバとして起動する
    • 方法
      • 「らくらくスタート」ボタンを押しながら電源ON
      • 「CONVERTER」ランプが緑点灯したらボタンを離す
  4. 本体のアドレスで再度アクセスして設定を確認

7.子機との接続設定(Wi-Fi詳細設定)

  • 5GHz設定:
    • 「親機との接続設定」で5GHzを選択していれば、自動的に反映されるので追加設定は不要。
  • 2.4GHz設定:
    • 必要に応じて、2.4GHz側も同様に設定を行う。

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