外出先から自宅のパソコンを操作する 3

外出先から自宅のパソコンを操作するための設定を行いました。ここではその設定方法を備忘録としてまとめています

自宅のパソコンの設定

WakeOnLAN(WOL)でパソコンを起動する設定

アクセスポイントからWOLパケットを受けたらパソコンが起動する設定をします

自宅パソコンの使用は以下の通り

パソコンNEC LaVie-LL750
OSWindows10

以下パソコンの設定となります

Windowsの設定(OS設定)

Windowsのネットワークアダプタの設定です

(Windows10)スタート > 設定 > ネットワークとインターネット > イーサネット > (関連設定)アダプタのオプションを変更する

詳細設定タブ

有線のネットワークアダプタ(ここでは「イーサネット」)の詳細設定に進みます

イーサネット > プロパティ > (接続の方法)構成 > 詳細設定タブ

「詳細設定タブ」プロパティの中から「WakeOnLAN」関係の項目を探します。ここでは「Wake on Magic Packet」で、この値が「Disable」になっていたら「Enable」に変更します

このあたりの設定はパソコン毎に搭載されているネットワークアダプタにより設定表示が異なります

なので自分のパソコンに合わせて読み替えることが必要です

「LaVie-LL750」はかなり古いパソコンで、もともとはWindows7だったものをWindows10にアップグレードしたものです

そのせいか当初この「WOL」関連の設定項目がありませんでしたが、アダプタデバイスをアップデートすることによって設定ができるようになりました。古いパソコンの場合は注意が必要です

電源の管理タブ

イーサネット > プロパティ > (接続の方法)構成 > 電源の管理タブ

電源の管理タブで「このデバイスで、コンピュータのスタンバイ状態を解除できるようにする」にチェックする

高速スタートアップを無効にする

Windowsのシステム設定です

この設定をしないとWindowsはWOLできない状況でシャットダウンされるようです

(Windows10)スタート > 設定 > システム > 電源とスリープ > (関連設定)電源の追加設定 > 電源ボタンの動作を選択する 

「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします

「シャットダウン設定」で「高速スタートアップを有効にする」にチェックが入っていれば外す

BIOSの設定(パソコンの設定)

Windowsが起動していない電源が切れた状態で、WOLパケットを感知させる設定をします

パソコンによってBIOS設定方法が変わると思います

(PC電源が切れた状態から)電源を入れる > [F2]キー連打

「LaVie-LL750」の場合は「F2」キーの連打でBIOS設定画面が表示されます

パソコンによっては「Del」キーだったりする場合もあります

Windows設定の「高速スタートアップ」が有効になっていると表示に失敗する可能性があります

「InsydelH20」というBIOSセットアップユーティリティが起動しました

詳細 > リモート電源制御

『「リモート電源制御」を[使用する]に設定すると、LANによって電源をオンにすることができます』

[使用する]にしてから「終了」を選び設定を保存して再起動します